前回に引き続きご縁がありまして、大阪のシングルズという日替わりマスター制度のバーで行われている「シングルズからの脱出」の出張版に参加させていただきました。
今回もメインビジュアルはありません。
なんと偶然にもこちらの公演、今週末にリアルに大阪のシングルズで行われるらしいので、こちら読んで興味持って、そして偶然にも大阪にいるというタイミングの合う方はぜひ行ってみてほしいと思います。
【お誘い】東京出張公演でも好評でした「シングルズからの脱出27〜鶏ハム製造工場長からの挑戦〜再演」は九月二十三日㈰、二十四日(月・祝)の開催です。両日十時半一時半四時半八時開始の四回公演。開店は各三十分前。参加費千円。鶏ハムが用意できないので、初演とは少し設定を変えてお送りします。
— 池上宣久 (@asamugibenihiko) September 18, 2018
タイトル&ストーリー
シングルズからの脱出27
~鶏ハム製造工場長からの挑戦~
ルーム型(なのかな)
探索 ☆☆☆
謎 ☆☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 12人
成功
ストーリーは長いので割愛します。とりあえず鶏ハム製造工場長からの挑戦状でした。鶏ハム食べたい。
所感
シングルズは基本的にすべての人が解けるまでは次に進まずに、一斉に次のステージへ進み、同じステージの謎を全員で解いていく…というスタイルなので公演が80~120分程度かかります。
しかし、お酒を差し入れるとつい飲んじゃうマスターの愉快な雰囲気も加わり、その時間を感じさせないほど、愉快で上質な謎にじっくり浸れる時間です。
解き進めていくと一体誰が作ったんだこんな恐ろしいもの…あ、そこのお酒飲でいる人か…何者…?!となります。本当に何者なんでしょうね。
私たちが普段参加している謎解き公演は一気に数チーム参加していて、多くが他チームはいないとみなしてくださいと言われます。しかしチーム同士はライバルのようなものです。そして成功失敗があり線引きされていきます。
しかしシングルズはなんだかそういうのを超えた感じです。解ける解けないではなくて、謎が好きであれば楽しめることは間違いないのです。
謎の話
私は少し早めに会場に着いたのですが、前の回の方々の叫び声が聞こえてきて、いったい中で、何が起こっているのだ…と思っていました。
しかし、分かる、シングルズの謎とはそういうものなのです。
出てくる面々が「これから参加できるのうらやましい!もう一回参加したい」という言葉を残して去っていったのですが、もし私が次の回の人に会っても同じことを言ったかもしれません。
とにかくなんかすごい。
いや、多くの人も口コミで「すごい」と言っているのですが、何がすごいのか具体的に語りたいと思います。
私は今回の鶏ハムで4作品目なので全然たくさん参加できているわけではないのですが、全体を通しての印象は「まさか」が形になる謎が多い、という感じです。
一見するといたってシンプルな謎が多いのですが、それが「まさか…」からなんだかとんでもないことになるという感じです。世の中色々凝った謎はあると思うのです、違うベクトルで凝っている感じです。
特にパズルが好きな人にはたまらないのではないかと思います。しかしつまりパズルなの?と言われるとそんな単純なものでもないのです。
私はパズルは特に好きでもないです。でもシングルズの謎はとても好きです。毎回華麗に解くチームメイトを見て「てんさーい」と言いつつ(考えた人もてんさーい)と思っています。
とにかく実装力がすごい。これは体験していただかないと何とも言えないのですが、体験した人は50回くらい頷くんじゃないかな、本当に公演中何回「なんなのこれ…」という気持ちにさせれば気が済むのだろうと思います。
ナゾガクにも出展なさるらしく、一日目は「シン・ネームイーターからの脱出〜確率75%の脱出〜」の再演。二日目は「ネームイーターからの脱出3〜確率87.5%の脱出〜」関東初公演ということなのでそちらもぜひ。
シン・ネームイーターからの脱出〜確率75%の脱出〜の感想置いておきますね。
(メインビジュアルがあるだと…!?!)