語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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メモリーボックス(ノーマル)の感想

関西で活動している「テクノナーゾ」がすごい、と言うのはTwitterでよく聞こえて来ていました。しかし実際体験しないことにはそのすごさはなかなか分かりません。謎解き公演って具体的に何がすごいのか言えないのが辛いしですよね。


先週末に関西遠征した際にメモリーボックス、メモリーボックス2が行われていたので自分の目で確かめるために参加してきました。

 

タイトル&ストーリー

モリーボックス(ノーマル)

ホール型

探索 ☆☆

謎  ☆☆☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆☆

参加形態 5人

テクノナーゾ大阪イベントホール

成功

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『〇〇さん・・・ですよね?』
「・・・はい、そうですが?」
私の名を呼ぶ黒ずくめのスーツに身を包む怪しげな男。一体何者なのだろう?
『・・・おっと、失礼。私共は、このような物を取り扱っている者です。』

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モリーボックス(記憶収納箱)

今のあなたでは耐えられない、精神を壊しかねない《つらい記憶》
モリーボックスにて、我々が一時的にお預かりさせて頂きます。
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『あなたから』
「え?」
『子供時代のあなたからお預かりしていた御記憶を、契約通りお返しに参りました』


モリーボックス内に眠る暗号化された記憶の断片。
全ての謎を解き明かした時、あなたはどんな結末にたどり着くのだろうか・・・

 

 

所感

「すごい」

 


は!これでは伝わらない。もう少し詳しく言いますね。

 
とにかく、中盤に差し掛かるにつれ、ゾッとしてきて、よくこれ考えたな…と思いました。


そもそも私は何かを誤解していて、「テクノナーゾ」の「メモリーボックス」という公演は箱にやたらと基盤とかボタンとかなんやかんやテクノな感じの何かなのかと思っていたのです。

だって「テクノ」ですもん(?)


全然違う。

むしろ逆。

アナログ…という訳でもないのですが、とにかく物量、紙の量が多いと聞いていたので心してかかりましたが、紙と言うよりラミというか、こんなにラミに囲まれたことないよってくらいにはラミネートでした。

 

拘束時間が長めの公演なのですが、そうなるわな、と納得しました。 

謎の話

今まで参加した謎解き公演とはどれとも毛色が違っていて、「謎」にはまだまだ伸び代がありますねえ!と思いました。

 
確かに体としては「謎解き公演」ではあるのですが、ある意味ミステリーっぽいというか…。いや、ミステリーとも全然違うのだけど、なんというか…「謎」という言葉だけでは言い表せない…うまいこと良い表現が見つからないのです。

 

公式ページには

(このイベントは、チームメイトと協力し、おはなしの続きを読み進め、途中現れる様々な暗号やパズルを解き明かしていきながら、 おはなしの結末へ辿りつくことを目指していただく、参加型のゲームイベントです)

とあります。まさにこれなのですが、こう簡単に言ってくれてるけどさあ!という感じではあります。


とにかく私はとても好きなタイプの公演で得意なことを少しは活かせたのかな、と思いました。


私が参加したのはノーマルモードでしたが、それでも情報の渦に巻き込まれそうになりました。ハードモードがどのような感じなのかも気になりました。

 
負けずに情報の渦をさばききった結果、チームメイトはそれはもう号泣したのでした。

いい話だった…。

 

 

あと司会の解説がものすごくて、よくこれ解説できるな、と感心しました。

よどみなく、ちょっとした笑いも混ぜて、それでいてわかりやすくすらすら解説していく姿を見て、AnotherVisionの司会初めて見た時に「何も見ないで解説している!」と同じくらいの衝撃を覚えました。

解説がエンターテインメント!!


他の公演もやってみたいです。

関東での公演も期待しております!