先日仙台に帰っていた際に仙台市地下鉄の謎解きであるWE QUESTをプレイしてきました。
今年で4年目かな?南北線も使うようになって久しぶりに行くような場所に行けたり、毎年違うよう、色々趣向を凝らしているなと思っております。
しかし一点不満が。謎のある公園内の広場。Googleマップを見ないとたどり着けないのはどうなのだろうか…と思いました。
タイトル&ストーリー
WE QUEST
周遊型
探索 ☆☆☆☆
謎 ☆☆
満足度 ☆☆☆
参加形態 ふたり
料金 620円(キットは無料、土日一日乗車券)
成功
仙台市内の某所にたたずむ謎杜探偵事務所には、今日もまた不思議な依頼主が訪れていた。
「すみません、私を元の姿に戻す、呪文を教えてほしいのですが……」
事務所の留守番をしていた少年にそう頼んできた相手は、一目見た印象では「巻物」のように見えた。
「えーっと、まずはお名前を教えてくれますか?」
人でない「依頼主」が尋ねてくるのは初めてではないので、少年は冷静にそんなことを尋ねる。
「あの、記憶がないので、名前はちょっと分からないんですが、何かを作っていたような...」
「記憶が、ない....何かを作っていた?」
「すみません、ここの事務所さんは、記憶を失った人の対応が得意と聞いたので……」
どこでそんな噂が流れているのかは分からないが、
確かに、この事務所を訪問する依頼主は半分くらい記憶がなかった。
「でも、それじゃあ、元の姿に戻る手がかりも」
「あ、それなら大丈夫です!」
少年が言いかけると、「巻物の精」のような依頼主は、自分の身体をぱたっと開いた。
「『お前に書かれている文章を読めば、手がかりが分かる』。これだけ、言葉を覚えてまして。でも、私一人じゃ読めないんです」
そう言って、依頼主は少年の前にうつぶせに倒れこんだ。
「あ、ちょっと失礼します。なになに…」
『この巻物に書いてある謎を解けば、巻物から元に戻る呪文が分かるぞ。 時空のナゾビト』
「巻物の精」の背中には、どこか見慣れた文字でそんなことが書かれていた。
「……分かりました。ご依頼、引き受けましょう」
「本当ですか! ありがとうございます!」
こうなったら、とことん謎を解き明かしてやろう。
少年は、やさしく依頼主を持ち上げると、事務所の外へ勢いよく駈けだした。
所感&謎の話
全体的にライトな謎で、子供と一緒に解いても楽しいと思います。実際にお子様連れの方が結構いました。
久しぶりに友人とプレイしましたが、相変わらずの脱線振りで楽しかったです。
私たちは謎の解き方が結構めちゃくちゃなのですが、(私たちの謎解きは解くというか降りてくるという感覚に近い)その他にも周遊謎解きや持ち帰り謎を解いているとだいたい脱線し続けます。
今回も「ああ、この場所…、私こんな思い出が…」「え、私も同じような思い出が…」「まじで」という話をしながらめぐる仙台は、なかなか意識しないといけない場所もあり、仙台を離れてしまう私からすると思い出深いものとなりました。
しかし初めに書いたような「ここどこやねん」問題がありました。
冊子が公開されているのでネタバレにならないと判断して書きますが、謎7で向かえと言われた広場が、駅や公園の看板を見てもどこにも見当たらず、「「「どこ」」」となりました。
結局Googleマップで広場を探したのですが、どこかにこの広場が載っている看板があったのでしょうか…。
私は探索が苦手だからそれも可能性としてはあります。しかし一つ前の謎も同じ公園内の違う広場に謎があったのですが、その広場は看板に記載されていたのですよね。それもあり、この広場は看板に掲載されていない!と余計混乱しました。それとも元々検索前提なのでしょうか…。
それ以外は脱線しながら楽しく解きました。
来年も開催されてもしタイミングあえばやりたいなと思います。