語彙力からの脱出

2014年から謎解きに参戦し、現在500公演以上に参加しています。謎解きの楽しさや、魅力をお伝えすべく、リアル脱出ゲームを中心とした謎解きの感想をネタバレなしで、そのおススメやコツを分かり易くお伝えすることを目標に更新中。

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9月にプレイした大阪の時解のコンテンツの感想を一気にどうぞ

本日は9月に時解で体験してきたコンテンツをまとめてご紹介します。

 

時解は大阪の中心部、道頓堀にある常設謎解き施設です。

いわゆるルーム型が3つ(別館含む)、他にカフェで解けるカフェ謎を取り揃えており、いつ行っても若者たちがたくさんいる施設です。ルーム型は30分、45分、ホラー30分と比較的短めで遠征したときにハシゴがしやすいこともポイントです。

 

私は滑り込みでプレイしたので本日感想を書く「海底研究所からの脱出」は終了しております。ご了承ください。

 

それだけこまめに定期的にルーム型が新しくなっているということです。しかも毎回結構色々な仕掛けをしてくるのでそのアイディアや施工能力(?)に感心するばかりです。

小物とかどうしてるんだろ。

 

 

タイトル&ストーリー

ルーム1 薔薇の迷宮からの脱出

ルーム型

探索 ☆☆☆☆

謎  ☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆

参加形態 ふたり+4人

料金 2300円

成功

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暗い森の奥にはそれは美しい薔薇で囲まれた建物があるという。

その森に住むハートの女王はとても残虐という噂もあったがあなたは美しい薔薇をひと目見ようと森へと足を踏み入れた。

何かに導かれるままに歩いていると、様々な薔薇が咲き乱れていた。

「美しい。」目の前に広がる薔薇に目を奪われていたその時

「薔薇園に侵入した不届き者を捕えてその首をはねよ!!」

どこからか聞こえてくるハートの女王の声に慌てていると薔薇園にいた猫が声をかけてきた。

「ハートの女王が支度をするには45分かかる。その間にここから逃げないと」

あなたは逃げようとしたが、今までに来た道はなくなり周り草花に囲まれていた。

「それで、どこに行くんだい?」チェシャ猫は問いかける。

 

 

所感&謎の話

メンバーは私と同行者と「謎解きは好きですがあまり脱出成功できていません」という女性3人組と明らかに手練れの遠征のお兄さんでした。

 

小物多めで実に楽しいルーム型でした。時解は本当にこのようなルームを作るのがうまいですよね。謎解きの参戦数が少ない方だと結構悩むのではないかなという仕組みがたくさんありました。

 

情報共有がカギになりましたが、「干し芋(嘘のアイテムです)あっちにありました!」などわいわいがやがや、みなさんいい人でよかったです。(よく物は無くなっていましたがね…遠い目)

 

全員が結構なフルスロットルで結構ぎりぎりでクリアだったので、とても良い難易度だなと思いました。

 

 

タイトル&ストーリー

ルーム2 海底研究所からの脱出

ルーム型

探索 ☆☆☆☆

謎  ☆☆

満足度 ☆☆☆☆

参加形態 ふたり+4人

料金 1700円

成功

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海洋生物たちのより自然な生態系を研究するために、ドアをくぐるだけで何の装備もつけることなく水中を動き回れるようになる発明品『なんでもドア(試作品)』のテスターに選ばれたあなた達。

実験は無事成功!…かと思われたが…トラブルでドアに鍵がかかってしまった!

博士が持っていたはずのマスターキーは、なんとサメに奪われてしまったという…!

装置はまだ試作品。30分もすれば、装置の効果が切れて全員溺れ死んでしまうだろう!

30分以内にサメから鍵を取り戻し、生きて研究所から脱出せよ!

 

 

所感&謎の話

私と同行者と…集まったのは謎解き好きの遠征勢。ここは本当に大阪なのか!?(あるある)全体的に実にスムーズ。訓練された謎解き好きは誰が何を言わずとも自分のやることが分かっているのです。

謎解き好きが集まるとあっという間に終わってしまいますね。ちょっと笑った。

 

ということで謎の難易度はちょっとよくわかりません。全体的にすでに解けていたので簡単なんだか難しいんだか。

 

謎は実にルーム型的な仕掛けも多くて楽しかったです。

こちらは今は終わってしまって「魔法城からの脱出」となっているようです。

 

 

タイトル&ストーリー

別館 てるてるぼうず

ルーム型

探索 ☆☆☆☆

謎  ☆☆☆

満足度 ☆☆☆☆

参加形態 ふたり+4人

時解別館

料金 2300円

成功

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大阪の繁華街に有名な首吊り自殺のビルがあった。

死者を供養するために30年前に祭壇が作られ、てるてる坊主様が祀られた。いつしか有名な肝試しスポットとなり、そのビルに入ると首に目印のようなアザが現れ、常に何かに狙われているような気配を感じるようだ。

不穏な空気と共に聞こえる声

「首を差し出せ」

首を探しに、てるてる坊主様がやってくる。

このビルのどこかにある祭壇に首を捧げよ。

 

 

所感&謎の話

メンバーは私と同行者と女性4人です。

 

別館はホラー専用の場所です。建物の2階と3階を使います。

「誰か先頭で行ってください」と階段の前でスタッフに言われ、全員が唯一の男性である同行者を見ました。でも私は知っているのです。こういうのは先頭より最後の方がなんか怖いのを。その後案の定スタッフが「お客様…6名様そろってますよね?」と聞かれるというエクストラホラーがありました(間違えて次の回の人が来てしまっただけです)

 

 

前作のさまよえるピエロが後半になるにつれあまり怖くなくなってきたのに対して、今作は後半になるにつれてどんどん怖くなる感じでした。

 

しかし多くの方は「全然怖くなかった」と言っているので、とにかく「個人の感想です」。

 

私は大体のホラー謎解きは全然怖くないので、今回はとにかく運が悪かった(よかったのか…?)のです。

 

自分の中で「恐怖心」というものが形成されている様子を見ることができたと思っております…。

特段演出がうまかったとかそういうことでもなく(失礼な話だな)、とにかく自分自身の運が悪かった(よかったのか)(わからない)。私は隠れ鬼も都市伝説もあまり怖くなかったのですが、このような形のホラーが嫌いなのだなと思いました。たぶん特殊です。

 

こう考えていくとホラーの演出も謎解きと同じくらいネタバレですよね。「それが起きる」と思っていたら心構えできちゃいますもんね。何が怖かったかなんて語れないし、世の中には「血が怖い」とか「壁をドンドンされるのが怖い」など色々な怖いことがあり、個々で違うと思うのでなんも言えねえなあ。

 

逆にホラー好きな方はどんな要素が好きなのだろう…。

「今回は死体出てこなかったな!つまらん!」とか思っているのでしょうか…。と久しぶりにホラーについて考えました。

 

 

ということで常設でルーム型がこんなにできる時解すごい!また遠征の際は楽しみにしています!