さすがに何回も行っていると新鮮味もなくなるね…などと猿島行きのチケットを眺めていましたが、無人島に新鮮味のなくなってきた倦怠期の謎解きニスト(?)にぴったりの超フィジカル公演でした。
読んでいるそこのあなた、何言ってんだこいつって思っていると思いますが、そういうことです。
タイトル&ストーリー
無人島からの脱出
~誘惑の殺戮島(インフェルノ)~
スタジアム型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
移動 ☆☆☆☆☆
参加形態 2人+2人
料金 3000円(+乗船券&猿島公園入園券1500円)
成功
「このゲームに勝利したものに私の遺産のすべてを相続させよう」
とある富豪の莫大な遺産をもとめてこの「無人島」で開かれる遊戯(ゲーム)に参加したあなたたちを待ち受けていたのは、参加者たちが殺しあう悪魔のデスゲームだった。
あなたはこの殺戮島から生きて帰ることができるのだろうか?
所感
NAZO×NAZO劇団恒例の無人島謎解きなのですが、ナゾガクと日程がかぶるな…と思ってチケットを買わずにいたらメディアで取り上げられたらしく、その後チケットが瞬く間に売り切れてしまいました。
危ない危ないと抑えたのでチームを固めることもできなく、テレビで紹介されたということで謎解き初めてです、的なリア充と組んでしまうのはないか…と震えていました。
現地で誰かと組めるかな…と淡い期待と共に向かったフェリー乗り場。知っている人が一人もいませんでした。いや、いたと思ったらスタッフでした(白目)
やばいこのままではリア充と60分無人島うえーいって感じになってしまう(??)と思って戦々恐々としてたどり着いたは猿島。
しかし、安心してください。リア充は4人くらいすぐに仲間を集めることができるんです。リア充は基本4人組で来ていました。
デスヨネー。
ということで、ご一緒させていただくことになったのは、そうですね…60歳は超えていそうな夫婦でした。
なんでも前日プレジャーフォレストに行ってきたとか。
??体力凄くない???
11時に横須賀の船着き場ですよ??結構私たち早起きして来たよ?お住まいがどこかまでは聞いていなかったので船着き場のご近所だったのかもしれないのですが、それにしても前の日夜の迷路で翌日無人島とは素敵です。そういうの大好きです。
お話をしていると素敵な方たちだなと思いました。こういう出会いがあるから謎解きは良いですよね。たまたま受付の時間が近かっただけですが、同じ公演に参加しても全く話さない人が100人以上いるのに、同じチームになっただけでここまで色々話すことになるのですから。
そんなお二人、なんでも猿島は初めてとのこと。
この島結構アップダウンありますので頑張りましょう…!などと言っていましたが、正直大丈夫かな…?と思っていました。
謎の話
無人島史上最高の移動距離と無人島史上最高の吹っ飛びそうな謎でした。
お二人ともNAZO×NAZO劇団は初めてとのことなのでキャストさんとの絡みがとても嬉しそうでした。「私も役に立ったかしらね!」と言っている奥様を見ていたらなんだか私も嬉しくなってきました。
私はと言えば「この道が一番大変ですから…ハアハア…ここを超えれば…ハアハア」的なおぼつかない案内をしていました。しかしまさかあんな道のりを歩ませるなど…絶句しましたよ。
謎もそこまで簡単じゃないですし、本当にギリギリでしたよ、いろんな意味で。お二人本当に頑張ってくれました。お母さんなんて膝が痛かったのにとても一生懸命についてきてくださいましたもの。
謎解きの面でも大事なところでひらめいていたし、謎は年齢じゃないんだな、というのを感じました。
またストーリーが無人島シリーズの中で一番好きでした。こういう、金田一みたいな設定が無人島ってぴったりじゃないですか!タイトルはコナンの映画みたいだけど。小物に色々こだわりも見えましたし。
ファンタジーとかよりもカイジみたいな「もうお前らは帰れないぞふははは」みたいなの今後も期待しています(個人的な趣味です)