先日大阪に遠征した際にテクノナーゾのメモリーボックス2にも参加していました。
解いていくうちに「これは…!とてつもなくいい話なのではないか!!!」と思ったのですが、肝心なエンディングを見ることなく流ちょうな解説中に離席して待ったのがとても残念でした。
テクノナーゾの謎解きは最後の解説&エンディングまで見て完全に完成する(あ、メモリーボックス2は持ち帰り謎もあるのよねそこまでかな)作品なのですね。ハシゴを組む方は余裕を持ってじっくり楽しんでください…!!
タイトル&ストーリー
メモリーボックス2(ノーマル)
ホール型
探索 ☆☆
謎 ☆☆☆☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
参加形態 5人
成功
『〇〇さん・・・ですよね?』
「・・・はい、そうですが?」
私の名を呼ぶ黒ずくめのスーツに身を包む怪しげな男。一体何者なのだろう?
『・・・おっと、失礼。私共は、このような物を取り扱っている者です。』
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メモリーボックス(記憶収納箱)
今のあなたでは耐えられない、精神を壊しかねない《つらい記憶》
メモリーボックスにて、我々が一時的にお預かりさせて頂きます。
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『あなたから』
「え?」
『子供時代のあなたからお預かりしていた御記憶を、契約通りお返しに参りました』
メモリーボックス内に眠る暗号化された記憶の断片。
全ての謎を解き明かした時、あなたはどんな結末にたどり着くのだろうか・・・
所感
こちらは「メモリーボックス」をプレイしていなくても問題なく参加できます。
私は前日に「メモリーボックス」に参加していたので、心構えもできていたつもりで、もはや自分のやることをある一つの事柄に絞っていました。
しかし絞っていたのに私の行っていたことが全く役に立たず、「全然間に合わない、ふえーん!」となりました。
いやあすごかった。メモリーボックス以上に情報とラミネートの渦に巻き込まれた…。
そしてメモリーボックス以上に「まさか」「これが」「こうなって」がつながっていって、これは感動するじゃあないか!と思いながら進めました。
あ、ひとつ発見だったのが「ラミネートした紙にホワイトボードマーカーで書くと、ホワイトボードマーカー消しではうまく消せない」というのがメラミンスポンジだと解決。よく消えるということでした。WXYZで欲しかったよこれ。ご参考までに(?)
謎の話
二つ参加して実感したのですが、「おはなしの結末にたどりつく」というのがテクノナーゾの真骨頂なのですね。
私は謎解きというのは結局「どんな形であれストーリーを完成させる」ことだと思っているのですが、それを本当に突き詰めているなと。ここまでストーリーあるの~という位に味わえます。
というか世界ですね。もう、私たちの世界の縮図。実際にこのようなことが身近で起きているのかもしれないなと思わせてくれます。今を大事に生きようという気すらする公演です。
もしかしするとこういった分野はものすごく苦手な人もいるかもしれないのですが、それは役割分担をしてうまく進めて行ければいいのではないかと思います。というかこれこそ本当に役割分担と共同作業が必要になる謎解きです。
誰かの発言が大きな意味を持つと感じました。
あと関西の団体ならではのクスっとする設定とか、相変わらずのエンタメ感あふれる解説がお見事でした。
ぜひ違う作品にも参加してみたいです。