ARとは「拡張現実」。
人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。(Wikipediaより)
私の考えているARは「スマホをかざすとちがう世界が見える」という認識だったのですが(間違えてはいないと思うけど)こちらの周遊謎解きはさらに1歩進んだものでした。
AR、こんなことも出来るのか!と驚きました。
タイトル&ストーリー
渋谷パラレルパラドックス
探索 ☆☆
謎の難易度 ☆☆
満足度 ☆☆☆☆☆
ふたり
渋谷駅周辺
価格 1980円
かかった時間 90分程度
成功
※iPhone限定
渋谷の街を歩いていると、あなたのスマホに見知らぬ女性から着信が入る。「あなたは逃げて・・・今すぐ!」彼女は力尽き、続いて届いた謎のメッセージ。『過去を変え、彼女を救って欲しい』街に現れる過去への扉と、時空を超える不思議なアプリ。『――過去を変えますか?――YES or NO』
所感
私の中の「AR」の認識が変わったような謎解きでした。
というのも、最近だとARはそんなに珍しいものでもなくなっていて、例えばスマホを何かしらの物体にかざすとスマホに何かが見えるだとか…「ARっそんな感じだよね!」と思っていました。
出始めの頃に比べると私の中では魔法っぽさは少なくなっていました。(いや、もちろんそれは人によりけりなのだと思うのですけれども)
が、こちらのAR謎解き、
なんか思ってたのの数倍凄かったです。
知った気でいた「拡張現実」というものが、なるほどこういうものなのか…!という感じでした。
というかARってここまで出来るのか…!という感じです。
まあ冷静に(?)考えれば出来るのだろうけど、なかなか周遊でやるのは勇気がいるなと。
でも周遊だからこその驚きというか冒険感というか…
なんか…1人でプレイしてるとかなり怪しい感じになる感じです(やってみればわかる…はず)
謎の話
謎自体は解きやすく初心者にもおすすめの難易度でした。
謎解きというよりは(謎はちゃんとあるけどね)体験という感じなのかなと思いました。
私がプレイした時は謎解きにあまり慣れてなさそうな女性二人組がきゃっきゃしながら謎を解いていて、(いいねえ…)と思っていました。
私は特に小謎が苦手なので小謎の時の初心者の気持ちは少し分かるつもりです。
私、小謎が分からないと「もういい!やりたくない!」となることも少なからずあります。(大謎はたいそう悩んでも解きたいのだけど…)
こちらの公演にはそうさせないような「体験」があるのでよかったです。
謎解きに慣れている方も新しい体験が出来るんじゃないかなと思うので気になる方は是非。
また、周遊ながらNAZO×NAZO劇団らしさもありました。
その他
渋谷パラレルパラドックスはSHIBUYA STREET GALLERYと同時開催です。
SHIBUYA STREET GALLERYは、2019年の活躍を期待している注目アーティスト15名の参加のもと、渋谷のストリートをまるごと活用したアート展を開催すると同時に、AR技術を活用したリアル謎解きゲーム「渋谷パラレルパラドックス」によって謎解きを楽しみながらストリートアート展を回遊する新感覚のエンタテインメントです。
常々アートと謎解きは親和性が高いとは思っていましたがARを使うことによって色々な可能性が拡がるのだなと思いました。
ちなみにこちら、ダウンロードするアプリが結構重いので参加される方はwebページをご確認のうえ、前もってダウンロードして行く方が良いと思います。