さて1000記事カウントダウンとして皆様からのリクエストにお応えしています語彙力からの脱出です。
本日のお題
おすすめのプリキュアを教えてくれ
書いてみた(ナッツの方が可愛いよねえ描きやすいのよね)
私はプリキュアが好きなのですが、だいぶ初期で止まってしまっている感があるのでこう聞かれたら私はこういう
「Yes!プリキュア5だな」
(東映アニメーションさんからお借りしました)
と。
Yes!プリキュア5のすごいところ(個人的感想)
突然のセンターピンクと5人組
それまでは2人組・ピンク禁止縛りと思えるほどのキャラクター展開でしたが、(スプラッシュスターのキュアブルームはピンクじゃないかと言われそうだけど、あの子は赤だと思うの私)(薫満がプリキュアかどうかはおいておいてほしいの)5人組になってセンターがピンクという、なんかこう「いままでのプリキュア」という既成概念を取っ払った作品です。
色々な人が苦労をしてこの作品を作り上げたと「プリキュア!シンドローム」で読みました。
プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】
- 作者: 加藤レイズナ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: 単行本
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この作品で脱皮したからこそ15年以上も続いていて、子供に人気があり続ける「プリキュア」があるのだと思います。
「キュアドリーム」なのに自分の夢がない、探しているという主人公。その主人公のぞみがとにかく明るい。とにかく明るいというのは主人公の特性だとは思うですが、なんせ5人もいると明るいことくらいしか取り柄がなくなるので、とにかく明るい。そこがいい。
何がどうなったのか現れたイケメン
プリキュアシリーズには「変身させてくれる小動物」がいます。スプラッシュスターまでは小動物=変身アイテムでした。カードコミューンとか。まあそれもかなり斬新なんだけどね。
しかしプリキュア5では小動物がイケメンになるという設定で、「小動物との恋…!?」という危険な(?)要素もはらんでいました。
小動物はココとナッツというのですが、ココに至っては先生していますからね。もうどうなってるんでしょうね。サンクルミエール学園大丈夫ですかね。
(引用 東映アニメーションhttp://www.toei-anim.co.jp/tv/yes_precure5/episode/summary/2/)
ナッツは最近はやりの(?)色黒でミステリアス。時代の先を行くナッツ。
しかも声がね、小動物の時とイケメンの時同じ声優さんなんですけれども全然違うのです。声優ってすごいな…!と思いました。
私はココ派です。
そして織り交ざる恋模様。
ココとのぞみ(主人公、キュアドリーム)、そしてナッツとこまち(キュアミント)小動物と新幹線の(違う)恋愛模様がなんだかこう、よかったです。
あとかれんとミルクのなんかイチャイチャ(?)も可愛かったな。
圧倒的キャラクターデザイン
そして注目すべきはキャラデザ。
川村敏江さんは初代の頃からたまに作画監督をしていたのですが、「川村さんの回は可愛い」と私の中で有名でした。そんな川村さんがキャラデザ。
手が震えました(大げさ)
もうキャラクター見た時からかわいくてかわいくて。シンプルなのにかわいくて。
キュアミント(緑)の謎の髪型も最初は「カブトガニ~」と思っていましたがなんかかわいく見えてきました。
ちなみに川村さんは「スマイルプリキュア」と「HUGっと!プリキュア」もキャラクターデザインをしています。
はぐプリではさらにハイライトがガンガン入ってめちゃんこかわいいですよね。はぐプリの絵を見た瞬間に「これは川村さん…!」とわかりました。
本当川村さん神過ぎて私この本買いました。
武器に乗車
前作プリキュアSplashStarで女児ヒロインでベルト玩具を出していたことはさほど有名ではないのですが(後にも先にも女児ベルトあれだけじゃないかな)、Yes!プリキュア5はついに素手で戦うことをあきらめた(?)プリキュアとして有名です。
パワーアップアイテムが手持ちになったんですよね。これも大きなターニングポイント。
(引用 東映アニメーションhttp://www.toei-anim.co.jp/tv/yes_precure5/episode/summary/25/)
ヒロインたちはそれぞれに手持ち武器を持ち、エイッと魔法をだすのか…それにしてもプリキュアシンフォニーセットのルージュタクトはどう使えばいいんだ!と思っていたのが浅はかでした。
ルージュタクトは一番左。
武器、合体してでかくなった、そしてそれに乗った。
(引用 東映アニメーションhttp://www.toei-anim.co.jp/tv/yes_precure5/episode/summary/24/)
なんで!?!
ストーリーもいいよ!
5人もいればいろいろ起こります。
「プリキュア」としての出来事とか、敵が企業体だったりなども面白いのですが、それよりも日常ですかね。
喧嘩したり、先輩後輩だからいろいろあったり、アイドルだったり小説書いてたり、医者目指してたり、夢がなかったり、恋したりしかも小動物と。中学生の等身大の悩みなんかもあったりして。
初代からGOGOまでを担当していたのがプロデューサーの鷲尾天さんです。鷲尾さんは本当に妥協のない作品作りをします。
かわいそうなプリキュアなんです
しかし私がこんなに愛してやまない「Yes!プリキュア5」ですが、翌年「Yes!プリキュア5GOGO」というプリキュアシリーズ最後の続編が現れたため、彼女たちは歴史から抹殺されたのか…といくらいコスチュームも変身アイテムも、何もかにもが後世にはGOGOのものしか出回っていないかわいそうなプリキュアなんです。
それは初代「ふたりはプリキュア」にもあった出来事です。「ふたりはプリキュアMaxHeart」という続編のために存在が薄まっていましたが、いや違う、初代は違うんだ!!!初代は!節目節目でちゃんと「ふたりはプリキュア」の衣装で出てくるんだよ!
ピンキーキャッチュ(変身アイテム)は!ミルクルタッチ(パワーアップアイテム)は!どこ行ってしまったんだー!
プリキュア5はプリキュアおもちゃの歴史の中でも結構な転機なんです。
変身アイテムが小動物ではなくなり、単体変身もできるようになったり、サブアイテム(ドリームコレット)ができたり、手持ちアイテムができたり、なんかそのアイテムに乗ったり、そのアイテムが出てくるのが腕にくっつく小動物だったり…
そんな5が存在していないみたいな扱いになっているのがとても寂しいという話でした。
あらすじ見ていたら私もまた見たくなったので見てみようっと。