川崎のウエアハウスというゲームセンターが11月17日に閉店するそうです。
香港に実在したスラム街「九龍城砦」をモチーフにした内装が「ここはテーマパークなのでは…?」と思わせるほどの素晴らしい建物でした。
最終日までは内装のスマホでの撮影が解禁になったようなので行かれる方はぜひ中の写真を撮って欲しいものです(今までは禁止でした)
ここは2016年からそのロケーションを活かした謎解きをしています。
個人的には記念すべき一回目の電脳九龍城からの脱出が「なぜこの難易度にした、よだかのレコード」という感じが好きでした。あとタカラッシュブラックレーベルの金田一少年の事件簿の1作目が実に作品にマッチしていてよかったです。
ということで「非日常」の謎解きにもってこいのロケーション。今はNAZO×NAZO劇団の周遊謎解きを行っていて6作目ですかね。謎解き制作団体が変わりつつの6作目。
隙間なく次回作を行い、机が増え、ライトが付き、謎解きに親切になっていく店舗にとても愛を感じていたのでなくなるなんて本当にさみしいです。
タイトル&ストーリー
九龍城極秘計画
探索 ☆☆☆☆
謎の難易度 ☆☆☆
満足度 ☆☆☆☆
場所 ウエアハウス川崎
参加形態 2人
価格 1500円/1人
目の前には、薄暗い街並みが広がり、不気味な建造物がそびえ立つ。
『九龍城』と呼ばれるそこで気が付いたあなたは、その光景にただ立ち尽くすしかなかった。
なぜ、ここにいるのか。どこから来たのか。
そして、自分は一体誰なのか…分からない…。
あなたは、これまでの記憶を思い出す事ができない。だが、何か大切な目的があったはずなのだ…
手元に残された、わずかな手掛かりと情報をもとに、あなたは自らの記憶と九龍城に隠された秘密を紐解いていく。
そして、あなたの記憶がよみがえるとき、九龍城に潜む龍の秘密の計画が明らかになる…
所感
これはもう、なんだろう、面白い。
「あ、なるほど、そう来たん(任意の顔文字)」
という気持ちになる。
謎解きって大体記憶喪失になるじゃないですか。なんかね、個人的にはあまり好きなシチュエーションではないのですがね。
でもそれが最後の方に行くたびに「ざわざわ…」しだすというか…そして最終的に「そう来たん(任意の顔文字)」となります。
まじすごい極秘計画だった…。予想もしなかったぜ…。
実にNAZO×NAZO劇団らしいというか、このロケーションをそう使うのかって感じでニヤニヤしちゃいました。
謎の話
謎に関しては謎解きを結構したことがある人にとっては少し軽めの難易度かと思います。
少し軽めがゆえに終わってからも「ん?」となる謎解き好きが何人か見受けられる感じでした。
ということはゲームセンターに遊びに来た方にとっては手に取りやすい内容なのではないかと思います。たぶん謎解きの初心者の方にとってはわかりやすくて解き甲斐のある謎が多いと思います。
もう6回目ですよ、ここに来るのは。店内のことならだいたい分かりますよ。パネルの位置もだいたい同じだし(おい)でも探索で詰んでいたなんて誰にも言わないでおこうと思います。
おそらく11月までにはもう行くことがないと思うのでこれが最後の訪問だったなんて寂しいなと思っています。
最後に一句
いつまでもあると思うな謎解きと施設