最近謎解きよりもミステリーやボドゲをしていることが多く、気が付けば先週土日まで一か月謎を解いていませんでした。謎解きブログなのに…
薄々感じていたのですが、私の興味はこのように移り続ける乙女心のようなものなのですねO型なのに(あ、ブラハラ)(いや、もちろん謎解きも好きですよ)
そういえば先日初めてTRPGやらせてもらったのですが、楽しかったです(何の話)
マーダーミステリーにハマったのが6月だったのですが、当時はあまり需要がないかと思いブログもぽつぽつ書いている感じでした。ブログとしてあげていないものも多いです。
先日「マーダーミステリー、どれだけやってる?」という会話をしたときに案外自分が多かったのと、最近ハマり始める人も多いなあと思ったので、これから始める方に向けて私がプレイした中での印象と予約のしやすさを書いていきます。
全国のボドゲカフェ等で開催
業火館殺人事件
Moaideas Game Design. さんが全国のボドゲカフェにパッケージ販売をしているため現在一番全国で参加しやすい(と思われる)マーダーミステリー。ツイッターで「業火館殺人事件」で検索するとたくさん見つかります。
ただし、個人的にはですが、ロールプレイを楽しむ隙があるのかないのかという感じのシナリオなので初参加の方にはあまりお勧めできません。まあ要するに「難しい」。
私個人ではめっちゃ好きなシナリオですが、世界観を楽しむまでの余裕があるのかはその人の役と能力次第でしょうか。(自分すげえ優秀みたいな書き方になってますが全然そんなではなく役どころがよかったのです)
王府百年
中国のシナリオ。ディアシュピール(東京)をはじめ全国のボドゲカフェで不定期に開催されている。ツイッターなどで募集されているので要チェック。
私が最初に遊んではまったきっかけなので初心者の方でも遊びやすいシナリオです。今となれば推理もしやすかった(ような…)とにかくマーダーミステリーの面白い点がぎゅっと詰まっています。
しかし舞台が中国なので「とにかく人の名前が頭に入らない」のが悩みどころ。
純白の悪意
中国のシナリオ。ディアシュピール(東京)をはじめ全国のボドゲカフェで不定期に開催されているけれども王府百年よりは少ないイメージ。
個人的にはとてもお勧めのシナリオ。まず登場人物が日本人なので覚えやすい(いやね、大事なんだって)次々と明らかになる真実が超楽しい。解説中「マジでwww」となったりならなかったり。
ヤノハのフタリ
人狼HOUSE(東京)などで開催されたり、後述のRabbitholeなどの他施設でも開催。個人的に人を集めてGMにお願いしたりなどで展開されている。
現在のマーダーミステリーの中ではおそらく一番くらいに人気のあるシナリオ。エモい、感動した、という声が多い。
舞台が日本で入り込みやすいのと「?!?」となる展開にどの役でも驚きがすごい。
初心者でもロールプレイしやすそうです。
特定のボドゲカフェでプレイ可能
立花が空を覆う時
ディアシュピール(東京)のオリジナルシナリオ。来月から本格的に始動。予約は瞬く間に埋まってしまうのでかなり枠があっても今は予約が取りにくいかも。
絵がかわいい。正直マーダーミステリーで似顔絵があるのって少ないのでなんか嬉しい。ゲームバランスが絶妙。初心者の方でも楽しめそう。
私は最後本当に申し訳ない気持ちになって「私なんてクズだ…」という気持ちになったとかならなかったとか。
予言遺言書-A will to murder-
ゲームカフェぶんぶん(関内)が独占契約をしているイギリスのシナリオ。木曜日と土日のどこかで開かれています。遠いからか結構空きが多く参加のチャンスは多い。11月は人狼HOUSEでの特別公演もあるよう。
マーダーミステリーでこんなことやるのwということがあります。システムが他と違って面白い。
役どころによってはちょっと悶々としてしまうのかもしれないと思いつつ。
東京の常設店で開催
シンジュクジンチ
誰が勇者を殺したか
ロストプロダクトの常設店シンジュクジンチ(東京新宿)で行われている、比較的チケットが取りやすい(平日は)。
作っていらっしゃる本人もおっしゃっていますが「本格ミステリーというかわちゃわちゃする系マーダーミステリー」
個人的にはロストプロダクトのマーダーミステリー、大好きです。個人ミッションが多いことが多く、殺人の扱いがライトで「犯人」があまり背負い込まない感じになるのが良い。
私の中でマーダーミステリーは「金田一少年の事件簿」なのですが、ロストプロダクトのマーダーミステリーは「金田一少年の事件簿」の「犯人の事件簿」を犯人以外もやってる感じです。わかりにくい例えですね、ええ。
あとぺよんさんのGMがとても面白いです。
誰が勇者を殺したかリピーター
場所:同上。
個人的にはこのシナリオはリピーターの方が楽しかったです。なんだろう、「あ、前世の記憶が」とか言いながらプレイするのが新鮮だったし、全く違うものでした。
あとやっぱり「誰が殺したか」も含めて楽しくてワイワイする感じが好き。
誰が魔王を殺したか
場所:同上。
これもめちゃくちゃ楽しかったです。本当にロストプロダクトのマーダーミステリー大好き(n回目)「え?」という仕掛けあり、小物が楽しかったり。
当たっている推理を披露したのに誰も聞いてなくて拾ってもらえず、言った本人すら忘れて、犯人だけビビッているというミラクルが起こったり、キャラクターの背景が面白かったり。
疑惑のカクテル
私はクラフトカクテルでプレイしましたが今はシンジュクジンチで出来ます。
こちらは「オール密談」という方式で難しかった…!
他のシリーズに比べると犯人捜しがちゃんとしています(どういう感想だ)密談で犯人に繋げるのってどうしたらいいんだろう。
Rabbithole
双子島神楽歌(ハルガケカグラウタ)
本格的な内装でとても素敵なRabbithole。チケットは発売と同時にほぼ完売ということが多く、固めていくとなるとチケット取りの技能が問われる…かもしれない。
今現在1,2を争う人気ですね。
個人的に「こういうシナリオのマーダーミステリーないのかな~」と思ったものが出てきて驚いたシナリオ。
推理も整えば綺麗にできますし内容もとっつきやすく(「漢字が難しい」とはみんな言っていたが)、雰囲気も相まって最初にプレイするとマーダーミステリーのとりこになるのではないかと思います。
パッケージ販売
約束の場所へ
個人所有もしくは全国のボドゲカフェで開催。いろいろなところ、人が募集しているので一度逃してもとても参加しやすいシナリオ。
なのでとてもプレイする環境が整っているのですが、これ初参加で「マーダーミステリー面白い!」ってなるのか…?と思っていたりします。
個人的にはちょっとゲームバランスと推理の導線が悪い感じがしています。いくつかプレイした後だったからか「めっちゃ面白い!」とは思えなかったんですよね。
団体や個人が開催
ミスカトニック大学図書館に潜む者
クトゥルーライブサークル:マスカレイドが不定期で行っているクトゥルフ神話系のシナリオ。不定期過ぎて参加には情報収集力と運とツイプラ操作能力が問われる。
他のシナリオよりも「演じる」ことに重きが置いてあるように思う。「物語を紡ぐ」という感じ。推理は比較的わかりやすい。(公式にも書いてある)
私は運よく今ほどマーダーミステリーが今ほど流行る前に参加できております。ここでのご縁で世界が広がっているなと感じることもしばしば。
早押しクイズ!マーダーミステリー!
個人制作。むらっちさん@Muracchi2323がツイプラで不定期に募集しているのでフォローしてチェック!
テストプレイに参加。
斬新なキャラクター決めによって妙に「これは自分だ」と思える仕組み。「犯人を追い込みたくない」という気持ちが感じられる作り。
テストプレイでしたが、短い時間ながらも「そう来たか!?」的な濃厚な推理で楽しかったです。
トランプ王国のクーデター
同上
テストプレイに参加。
とにかく人が多かった印象。ボードゲームに近いのかも。でもブラッシュアップすれば新しい要素は多いし、多いからこその面白さもあるんじゃないかと思いました。
要素としてはとても楽しいのだけれども「クローバー」と「スペード」をよく反対に言ってしまう病の私には難しかった…(共感得られなそう)あととある知識のあるなしで推理に偏りが出るかも。
最後に
マーダーミステリーをいくつかプレイしてみて思うのは謎解きよりも数倍
一緒にプレイする人によって感じ方が全然違う
ということです。
仲の良い仲間内でやるのは絶対楽しいし犯人でも気が楽なのですが、私はあえて一人で参加したり、他のグループに混ぜてもらったりしているので楽しさが広がっている気がしています。
よく「初心者です」と申し訳なさそうにする方がいらっしゃるのですが、日本には入ってきたばかりのジャンルなのでみんな初心者だと思います。
犯人の立ち回りは犯人の経験が多い人が詰んでいくような気がしますが、ミステリー自体は謎解きのように慣れで解けるものではないと思うので、あまり気負わずに参加したらいいのではないかと思います。
あと、メインビジュアルとハッシュタグが欲しいです!(贅沢)
メタでネタバレになると辛いので役職とかツイートしたくないのですが、ビジュアルがないとブログもツイートも書きにくい。
今後も結構ハイペースに参加するので追加して更新していきたいと思います!
今後シナリオの感想も書いていきますね~。