以前「渋谷パラレルパラドックス」で素晴らしいARを制作したENDROLL社がイベントを行っていると聞きましたのでお邪魔してきました。
パラパラ謎は「AR」の1歩先だと感じました。
スマホをなにがしにかざせば何かが見える…という私の中で凝り固まったARの常識を超えたと言っても良かったです。
そしてこちらのアート展もARでの物語体験でした。良い話でした…。
タイトル&ストーリー
あなたが動かすアート展
~おくびょうキュリオと孤独な絵描き~
2019年8月31日(土)~9月29日(日)
開催時間 11:00〜21:00(最終受付20:00)
所用時間40~60分
池袋パルコ 8階(エレベーターエントランス)
980円 ※Twitter投稿で500円のパルコギフト券
売れない孤独な絵描きがいた。
自分を理解してくれる存在がほしい…そんな中、絵描きがふと書いた一枚に命が宿る。
絵描きは好奇心旺盛な子でいてほしいという願いを込めて、その絵に「キュリオ」という名前をつけた。感受性の強いキュリオを喜ばせたい一心で、絵描きはたくさんの絵を描いた。
ある日、絵描きは病におかされる。死期を悟った絵描きは、キュリオに伝えたいメッセージを5枚の絵に残しこの世を去るが、最後までキュリオがその絵を見ることはなく、世の中から忘れ去られた…
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そんな絵描きの展示会が池袋パルコで開催!未公開だったキュリオの絵と5枚の絵が展示されることに。展示会のガイドアプリをダウンロードしたところ、ひょんなことから絵描きのメッセージを受け取ってしまったあなた。そこには、キュリオのともだちになってほしいこと、メッセージをキュリオに伝えてほしいという文字が。
絵描きの思いを受けどうにかキュリオと出会うが、絵の世界に閉じこもっていたキュリオは警戒し、おびえっぱなし…
はたしてあなたはキュリオと友情を深め、絵描きのメッセージを全て伝えることができるのか?!
所感
そうですね、名前をつけるなら参加型ARとでも呼ぼうかと思います。
今回は謎解きではないのですが、パズル的要素があるARです。
AR×パズル×物語と言った感じでしょうか。
物語は孤独な絵描きと不思議な生き物キュリオのお話を紡いであげる体験でした。
ARでアート展を巡っていく…のですが、「見るだけ」のARではなく、振動、操作などで参加する感じがあります。そして心温まる物語が進行します。
どんどんキュリオと私の距離が縮まるのを感じ、そしてキュリオと画家の物語を進めるうちに自分自身にも思い当たる節があるのでドキッとしたりしました。
パラパラ謎は部屋に入る感じがARの新たな可能性だと思いましたが、今回はより目の前で繰り広げられている感じが面白くてこんなこともできるのだなーと関心しました。
デジタルな「パズル」をリアルで解く…という不思議な体験をしました。
これはどうなってるんだ?と上から覗いたり横に回ってみたり…、相当な不審者だったかと思うのですがそんな感じになるパズルでした。
難易度は激ムズではないので広い年齢の方がで楽しめそうです(最後のパズルは分からなくてだいぶグルグルグルグルしてましたが)
また、音楽も素敵でした。
イヤホンをつけて参加することが推奨されているのですが、綺麗な音楽で世界が楽しめました。
個人的にとてもよかったなと思っているのはキュリオとの会話の仕方です。
まあ、些細といえば些細なのですが、今までに体験したことがない感じで「ああ、私の話しやす届いてるな」という感じがとてもでます。
さてここから謎解きで言うと若干のネタバレを含みますのでお嫌な方は、上に戻り目次から補足に行って、ARは自分の目で見てください!!
若干のネタバレ感想
どんな感じなのかを写真を交えて書こうと思います。
とある絵にスマホをかざすとキュリオが現れます。
それから少し臆病なキュリオと一緒にPARCO内で絵をさがし、絵の中に込められた想いを感じ取っていきます。
パズルはこんな感じで、このクラインの壺みたいなものをクリアしていきます(クリア後)
館内周遊ですが、この迷いやすい私が一切迷わず動線が分かりやすくてすごいなと思いました。
寄り道したSmithでずっと探してた防水のBluetoothスピーカーも変えたので
よかった!
補足
体験にはiOS12.0以上が入ったiPhone7以降の端末が必要です。500円で対応端末を借りられます。
また専用アプリも必要なので先にダウンロードしておくとスムーズです(が、私はその場でダウンロードしたけどすぐに落とせました)
そして料金は980円ですが
このハッシュタグで呟けば500円のギフト券が貰えるのでコスパいいなーと思いました。